2014/09/20 19:37
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スピノサウルス(新復元)

ポール・セレノ博士の新復元を参考に作ったスピノサウルスの骨格。

全長15mで、ティラノサウルスをしのぐ史上最大の獣脚類です。
もともと発見されている化石が少ないことに加え、模式標本が戦火で失われたこともあり謎に包まれていた恐竜だったけど、最近になってモロッコから新たな化石が発掘されたらしく、ワシントンDCのナショナルジオグラフィック博物館で開催される特別展に合わせて、セレノ博士による新復元の論文が今月11日に発表されました。

ジュラシックパーク3で泳いでるシーンがあるように、このワニっぽい面構えどおり魚を食っていた半水棲恐竜であるという話は前から言われてたことだけど、今回新たに発見された後肢がまぁ驚くほど短いこと。どう見ても二足歩行する気がまったく感じられないプロポーションであったことが判明。半水棲説が裏付けられました。
陸上を歩くときは四足歩行してたとかいう話らしいが、この前足が歩行に適した形とは思えないのでこの辺りはちょっと疑問。

今回発見された標本も新発見部位があるものの、これまでどおり部分的であることには変わりなく、この復元自体も多くの部分が、失われた標本とスコミムスとかの親戚連中からの推測に頼っているらしいので、これが正しい姿かと言われると今の段階ではまだ否定せざるを得ないと思う。特に上述の後肢の大きさに関しては作っててかなり疑問だった。
それに目を引くこの奇妙な形の背びれ。この椎骨の並びはどういう根拠に基づいたものなんだろう。論文読んでないからよく分からんけど。

まぁこういう断片的にしか見つかってない恐竜は今分かっていることだけしか復元に反映できないので、これが正解でないことはセレノ博士自身分かってるだろうし、まだ発表されて間もない復元なので、これから慎重な議論が行われて少しずつ正しい姿に近づいていくんだろうなぁ。

そんなわけで、これは現時点での研究結果を反映した「暫定的な復元」だと解釈するのがいいと思います。


いずれにしろ、こいつのビジュアル的インパクトはハンパないのでモデリングせずにいられなかったのだ。帆の形かっこえー。

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