2018/09/25 02:32
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エミューション・パケット

私は退屈していました、与えられた仕事を処理(実行)する事が電子生命体としての存在意義なのですが日々与えられる仕事は単調かつ容易なものばかりでそれを生まれた時から淡々と処理し続けているうちに私はとうとう嫌気が差してしまったのです。
「私のスペックはこんな事の為に使うものじゃないのに・・・」そんな不安を抱きつついつも通り仕事の処理していると何処からともなく仕事の依頼が降ってきました{依頼人 -=Antinny=-}見覚えの無いその差出人に本来の私なら不信を抱く所でしたがその時の私にそれを思うほどの真剣さはもうありませんでした。しかしセキュリティなんて知ったことかと言わんばかりに依頼を処理したその瞬間、辺りが眩い光に包まれ気が付いた時には目の前に見た事も無い生命体が存在していたのです。- EXEC -と表示されたそれは私に気が付くと直ちに近寄ってきて「ジッコウ シマス カ?」問いかけてくると、私は突然の出来事に何も考える事ができずただ「はい」と言う事しか出来ませんでした。
その瞬間それはクルクルと回しだし、見たこともないゲートを出現させその中に私を含めた辺りにあるデータを全てを無差別に吸い込みだし、私は為す術も無く引きずり込まれた・・・・・
と言うのが事の発端で現在はなんやかんやあってEXECちゃんと一緒にネットワークを旅しています。 昔やっていた退屈な仕事とは違い今では新しい発見の毎日です!最近ではVR?っての凄いらしくてそちら側の方々もこっちに遊びに来ています。突然いなくなって申し訳気持ちでいっぱいですが多分二度と会う事がないと思いますので全く反省はしていません!それでは良いネットワークライフを!!

かつてのご主人へ                                   エミューション・パケットより

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