三菱自動車 ランサーEX TURBO 1800GSR '85
三菱が誇るこのランサーEX ターボは、ファミリーセダンのランサーの心臓部に1.8Lターボエンジンを搭載したスポーツセダンです。小型軽量で約1tのボディと、SOHCながらIC付ターボとインジェクションといった高性能部品によって最高165PSという、当時のセダンとしては圧倒的な走行性能を持っていました。その実力は凄まじく、下手なスポーツカーなら置き去りにできたほどといいます。事実、82年のWRCでは海外仕様の2Lターボのラリーカーが3位に入賞しています。発売から40年近く経った今でも、「ランタボ」の愛称と共に根強いファンの支持を獲得している名車です。